RGMメンバーズ/GM研究会

非電源ゲームを製作しているサークルのブログです。

オリジナルマシンの開発例(後編)

前回に引き続いて「オリジナルマシンの開発」について説明します。


5.搭載できる武装の数とハテルを搭載した場合の効果

武装計画書に「初期状態で搭載する武装」を記載します。運用条件を満たしている武装を選択することができますが、ユニットが一度に搭載できる武装の数は「AC」の値までになります。

キルキルカリンのマニューバは[4]の値です。武装を4つまで搭載することができます。また、搭乗する人間も武装の一種であり、ACの制限に数えられます。ハテル・オキタは自身がテストパイロットとしてマシンに乗り込むことを考えているので搭載できる武装は残り3つになります。

・ハテル・オキタ(MP1)
コスト=0
武装の効果=PSCEM+3、T+7、精神力1
運用条件=なし

ハテル・オキタは武装として上記の効果を発揮します。プレイヤーキャラクターのコストは[0]の値です。

PSCEMはそれぞれパワー、スピード、コンピュータ、エネルギー、マニューバの略称でそれらに+3の戦闘修正(後述)を加えることができることを意味しています。これはパイロット1レベルの特徴で発生する修正です。Tはタフネスの略称になります。タフネスに+7点の戦闘修正が発生しているのは個人戦闘力2レベルの特徴の修正です。精神力1はハテルが「ヒューマニズム」を備えていることを表しています。

6.開発予算とコスト

オリジナルマシンのコスト(機体コストと武装コストを合計した値)は開発予算に収まらなくてはいけません。開発予算は初期作成のキャラクターであれば[1000万テラドル]です。

[機体コスト=性能×ユニットの種別によるコスト倍率]

MGのコスト倍率は[10]の値です。キルキルカリンの性能は24点ですから、その機体コストは[240]になります。この数値の単位は[1万テラドル]です。キルキルカリンは機体だけで240万テラドルのコストがかかることになります。

武装コストは武装ごとのコスト欄に記載してある値です。こちらも同じく単位は[1万テラドル]になります。

開発予算の範囲に収まるようにして38ページからの「基本武装リスト」から最初の武装を選びます。これらの武装は運用と製造の方法が確立しているため、すぐに用意できる武装です。マシンの基本試験(まともに動くかどうか)が終わるまではこのリストに載っている武装しか搭載することができません。

ハテルはキルキルカリンを「格闘戦が得意なマシンにしよう」と考えていました。格闘タイプの武装を搭載することで格闘能力は強化することができます。しかし、ハテルは「徒手空拳」で戦うことを主張しました。彼は「武器を使うのはまだ早い」と言うのです。

パワーに高い修正があれば、徒手空拳でも活躍することができます。そこで補助タイプの武装「サポートエンジン」を搭載することにしました。

・サポートエンジン(MP4)
コスト=240
武装の効果=P+21
運用条件=兵器製造技術1

Pとはパワーの略称です。マシンの能力値は性能の割り振りでしか上昇しません。[P+21]とあった場合にはパワーの戦闘修正に21点のボーナスを得るということを意味します。

これを搭載したキルキルカリンはパワー判定の際にその能力値に等しい数のサイコロを振り、その出目の合計に21点を加えることができるようになります。

次に同じ補助タイプの武装「パワーアーム」でマニピュレーターの強化を図ることにしました。こちらはコストもほどほどで済みますし、腕力だけでなく、運動性も向上する良い武装です。

研究技能は足りていますし、キルキルカリンはMGです。基本能力のマニピュレーターも持っています。

・パワーアーム(MP3)
コスト=90
武装の効果=PM+10
運用条件=ロボット工学1、プログラム1、専用:MG、必要:マニピュレーター

テストパイロットのハテル自身が「個人戦闘力」を備えていることからキルキルカリンは格闘や射撃などに対しては少しばかり耐性があります。しかし、エネルギー系の攻撃の対策には欠けていました。そこでハテルは「バリアフィールド」の搭載を決定したのです。ハテルの開発チームは研究技能「エネルギー工学」を3レベル持っていますし、キルキルカリンは基本能力「EF能力」も備えていますからこれの搭載が可能でした。

コストが高めの武装ではありますが、それを計算に入れてもまだ許容範囲に収まります。ちなみに武装の運用条件の「コスト倍加1」はすでに計算済みとなっています。

・バリアフィールド(MP3)
コスト=180
武装の効果=TE+10
運用条件=エネルギー工学2、コスト倍加1、必要:EF能力

キルキルカリンに搭載する武装が4つ決定されました。武装の数がアームズキャパシティに達しましたので、これ以上の武装を搭載することはできません。

ハテルは「サムライサムライブシドー」と呪文を呟きながら将来的にキルキルカリンに搭載する武装を考えています。その妄想を実現するためには開発予算が必要です。そしてそれを得るためには実績を出すしかありません。彼は迷うことなく連邦軍の軍事作戦への参加を申請しました。

次期主力機の採用試験はおよそ1年間に渡って続きます。キルキルカリンは地球の内戦を戦い抜き、最終試験に臨むことができるのでしょうか。そして、次期主力機の座にはいったいどのマシンがつくことになるのでしょう。それはこれを読んでいるあなた方のセッションが決定することになります。

オリジナルマシンの開発、その最初の段階は以上で終了となります。これ以降は採用試験を兼ねた軍事作戦=シナリオに参加することで実績を積み重ね、開発予算を増額させることで武装を充実させていくことになります。また、地球圏の技術レベルが上昇したのならそれに合わせて試作機に投入する技術レベルを向上させて能力値を上げることも可能です。

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  1. 2010/07/23(金) 17:53:43|
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