RGMメンバーズ/GM研究会

非電源ゲームを製作しているサークルのブログです。

リプレイ第1回「パパから貰ったPDA」

デビルバスターズの紹介記事としてリプレイを連載したいと思います。この記事は別のブログでまとめておいたものを転載したものです。PDAという単語からすでに時代を感じる気がします。

第1回「パパから貰ったPDA」

プレイヤー1(以下リッカ):わたしのキャラクターの名前は橘立花(たちばな りっか)。今日で10歳になる小学生です。人はわたしをダブルタチバナと・・・・・・呼ばないと思います。今のところは普通の小学生ですよ。


橘立花(たちばな りっか)
レベル1 HP4 MP8
力強さ:1 耐久力:1 速さ:2 知力:3 魔力:2 器用さ:2
アイテム:PDA(モバイル)、厚手の冬服(軽装防具)


ゲームマスター(以下GM):大丈夫。すぐに普通じゃなくなるから(笑)。PCの年齢としてはかなり低いけど、今日のシナリオではとくに問題ないので可。

※プレイヤーはゲームマスターと相談してキャラクターの設定を決めてください。シナリオや遊び方によっては年齢などに制限が入ることもあります。

リッカ:学校から帰ってきて、さっそく誕生日プレゼントをもらいました。プレゼントはPDAです。今はそれをいじりたおしています。

GM:では、現在は平日の夕方だね。リッカは自室に籠もってPDAで遊んでいる。ちなみにPDAは携帯機なのでルール上は「モバイル」のアイテムとして扱うよ。

リッカ:よーし、さっそくアクセス制限を解除しまーす。

GM:物を知ってる小学生だねえ。じゃあ、判定だ。能力値は<器用さ>で目標値は5でいい。素人のアクセス制限なんて理屈を知っていれば解除するのは簡単だろう。

リッカ:あ、そんなものでいいのね。器用さは2なのでサイコロを2つ振ります。でるかなあ。出た目は1、4、ぎりぎりセーフ!

GM:普通ならでるやろ。でも、のっけから不安になるサイコロ運だ。まぁ、目標値には届いたので成功だからいいじゃないか。アクセス制限は解除できたぞ。

リッカ:それじゃあ、ネットの海からゲームでも探してきましょうか。

GM:うん、きみは「悪魔召喚プログラム」というものをダウンロードした。

リッカ:いきなりきた!

GM:そういうゲームですから。

リッカ:なんだか分かってないだろうから実行しちゃうだろうねー。ポチっとな。

GM:はいはい、スムーズでたいへん助かります。というわけでランダム召喚が発生したよ。器用さで判定して、その達成値で召喚される悪魔のレベルが決まる。

リッカ:器用さ2だと2D6ね。さっきと同じ。はい、達成値は6ですことよ。

GM:はい、では6レベルの悪魔が1体召喚されました。種族はランダムでGMが決めます。妖精が出てきた。

リッカ:(ルールブックを読みながら)6レベルで妖精というと、ゴブリンね。うん、最初はこのくらいの悪魔が適当なんじゃないかな。

GM:そうだね。じゃあ、リッカのMPは6点減ったぞ。

リッカ:かはっ! いきなりMPが残り2になりましたケド!?

GM:悪魔は実体化するためにレベルに等しい値のMPを消費するんだ。召喚の場合、召喚主とその仲間がこのMPを消費しなくてはならない。

リッカ:・・・・・・8レベル以上の悪魔が出てきてたら、どうなってたの?

GM:8レベルなら、きみのMPは0になったことで行動不能になっていた。悪魔は召喚される。そんで悪魔は勝手に行動する。多くの場合、動けないきみに襲いかかるだろう。9レベル以上だったら、実体化に必要なMPが足りなくて召喚はキャンセル。何も起こらない。

リッカ:ぴったりじゃなくてよかった! って、器用さが高いと、達成値が高くなりすぎて召喚に失敗しやすいじゃないの。

GM:そうだね。だから逆に助かる面もあるだろう。ちなみに判定に用いるサイコロの数は任意に減らしていい。これが手加減のルールだ。

リッカ:じーえむー、そのルールは判定前におしえてー。

GM:さっきのきみは手加減するようには見えなかったし、悪魔召喚プログラムの基本的な仕組みも知らない人間に力加減ができるとも思えない。ルールを知っていたとしても1回目の判定には手加減を認めなかったと思うよ。

リッカ:そういうものかな。

GM:少なくとも自分はそうだね。

※こうした裁定はGMの考え方によって異なり、どれが正しいってこともないと思います。GMの皆さん、己がジャスティスを信じてください。

GM:よし、続きだ。きみの目の前のは妖精ゴブリンがいる。悪魔は目の前の人間、言うまでもなく、Youに襲いかかろうとしているぞ。

リッカ:問答無用!? 話し合いはしないの!?

GM:悪魔らしいやり方で話を聞いてもらうがよい。

リッカ:それ、なんてマオウナノハサン。

GM:悪魔は基本的にはすぐに襲いかかってくる。初対面でまだ仲魔じゃないしね。ほんじゃま、戦闘の開始だぜい。話を聞いてもらいたいなら、まずは主導権をとろう。

リッカ:はーい、では主導権を取りに行きます。これがとれれば先に行動できるんだよね?

GM:そう。主導権の決定は言い換えれば、先攻後攻の決定ということになる。判定は代表者の<速さ>だ。

リッカ:代表者も何もわたしゃ独り身でのー。<速さ>は2なのでサイコロを2個振ります。達成値は8です。

GM:ゴブリンの<速さ>は3だ。悪魔の判定は期待値で算出するので10点。ゴブリンの先攻。

リッカ:ゴブリン速っ!? 人間の能力値の平均は2でしたよね!?

GM:そうですけど、何か? パーンさんを叩き殺したこともあるゴブリンが弱いとでも? つーか、きみのレベルがいくつかよく見てみるがよい。ゴブリンさんは6レベルだよ。

リッカ:げげっ!? わたし1レベルだった!

GM:能力値などはレベルから換算したポイントを分配して表現される。ポイントはレベル+10点なので、きみは11点の割り振りでつくられているキャラクターだが、6レベルのゴブリンは16点で作られているキャラクターだ。単純に考えればおよそ1.5倍の強さだね。

リッカ:No!?

GM:納得いただけたようで。では、このラウンドのゴブリンの行動だ。戦闘はラウンドという単位で管理することになる。すべてのキャラクターが1回ずつ行動するのが1ラウンドだ。じゃあ、先攻をとったゴブリンの行動は「格闘攻撃」にするね。これは悪魔専用の剣攻撃にあたる。つまり、殴りかかってきたわけだ。ゴブリンの力強さは3なのでサイコロを3つ分の期待値だぞー。つまり、さっきと同じで10点だ。

リッカ:ええと、10点ダメージ?

GM:いいや。すべての判定は目標となるキャラクターが抵抗して達成値を下げることができる。この抵抗判定に使う能力値は元々の判定に使われたものと同じもの。この場合は力強さだね。

リッカ:1しかありましぇーん。

GM:ところがどっこい。剣攻撃と格闘攻撃には特別に耐久力で抵抗することもできるんだ。

リッカ:そっちも1でーす。

GM:ただの小学生だもんね。

リッカ:ですもの。

GM:しかし、きみの場合は耐久力で抵抗した方がいい。なぜかって? きみは軽装防具のアイテムを装備しているからだ。軽装防具には耐久力の戦闘修正として+3が発生する。つまり、戦闘時の耐久力の判定の達成値に3点が加算されるんだ。

リッカ:おー、こっちの方が有利ね!

GM:そういうことだ。では、判定してみてくれ。

リッカ:おーし、ではいくよー。出目は3でっす。

GM:戦闘修正を足して6か。ゴブリンの格闘攻撃の達成値が10点から6点減った。で、4点残った。きみのHPが4点減るぞ。惜しいね。

リッカ:惜しい? ええと、わたしのHPは4点だから・・・・・・丁度0になりました。気絶?

GM:いんや、死亡した。

リッカ:は?

GM:死亡した。

リッカ:パードゥン?(なんだって?)

GM:死んだ。

リッカ:まじでー!?

GM:うむ。現実は非情である。というわけでリプレイ第1回はこれで終わり。次回もよろしくー。続く。

リッカ:続くのー!?
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