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ヘストン・ワールドRPG

ヘストン・ワールドRPGはソード・ワールドRPGをオマージュした同人誌(2009年の夏に発表しました)であり、本それ自体がジョークになっているものです。

しかし、ジョークとは言ってもソード・ワールドRPGと一緒に運用することでがっちりと遊ぶことができるようになっており、ただのファンブックでは終わっていません。

世界観はソード・ワールドRPGのフォーセリアを元にしたものです。一柱で混沌に戦いを挑み、そして力尽き倒れた“始原の巨人”チャールトン・ ヘストン神の肉体から、6挺の拳銃が生まれ、それを手にした神々が六大拳銃神となった世界、ガン・フォーセリアを舞台にして、プレイヤーキャラクターたちはガンマンと呼ばれる冒険者になって活躍します。


プレイヤーキャラクターの前に立ちはだかるのは悪いガンマン、邪精霊ガンスリンガー・ガール、ミノタウロス・ボーグといった機械化されたモンスターに、混沌神から呪われた銃器「ブラックバレル」を授かったガン・モンスター(ガトリング・オーガとかガン・ギャラドとかガン・グリフォンとか)、などなど。

オランで密輸を阻止するために港湾アクションしてみたり、アザーン諸島で運び屋をやってみたり、大陸横断鉄道で鉄道アクションしたり、西部(西方諸国=テンチルドレン)でカウボーイをやってみたり、ダンジョンをチームを組んで制圧してみたり、街を脅かす連続殺人犯を相棒の刑事と一緒に追い詰めていったり、と。

なお、キャッチコピーは「物事なんでも速攻解決!! 銃で」となっております。発端となった元ネタは、ブラック・ラグーン2巻の後書きなのですね。

中身のネタはチャールトン・ヘストン、ジョン・ウェイン、チョウ・ユンファ、LAPD、ランボー、ブルース・ウィリス、チャールズ・ホイットマ ン、デビルメイクライ、トライガン、ガングレイブ、ヘルシング、ブラック・ラグーンなど、多数。主なところを挙げただけでもくらくらきますが、本文に仕込まれているネタの数でさらにくらくらきます。君はいくつ見つけることができるか。みたいな。もっともネタはネタでしかないのでスルーもできますね。

ゲームの内容は簡単に遊べるガンアクションを目指した作りになっております。「銃で撃たれれば人は死ぬ」のがガンアクションです。つまり、銃の戦闘には大きなリスクが伴います。このリスクに及び腰になっているようでは娯楽ガンアクションゲームとしてのテーマから外れてしまいます。しかし、だからとって、銃に撃たれてもぴんぴんしているようなキャラクターたちばかりであったり、銃弾がまったく当たらなかった(影響を与えられなかった)りするのも興ざめでしょう。

リスクを活かしたままでゲーム性を確立するためのちょっとした工夫。それが「ヘストン・ワールドRPG」には用意してあります。

神から授かるテクニック、銃劇魔法(ガンダンス・フィーバー)。素早く抜き打ちしたり、リボルバーを連射(ファニング)したり、二丁拳銃でのガンフーやガンカタ、ショットガンをぶっ放したり、プロファイルによる科学捜査や、ブービートラップを仕掛けたり、爆弾を解体したり、窮地を生き抜く力、ダイ・ハードを発動させたり。様々な“神聖魔法”が用意してあるのです。

神から授かるんですから、神聖魔法ですよ?

ガン・フォーセリアでは魔法は滅びたものとして考えられています。そのため、人々はその力をテクニックとして認識しているのです。ガンマンたち自身にも自覚はありません。彼らは、自分たちの信望する神にガンマンとしての誓いをかけ、テクニックとしてガンダンス・フィーバーを操るのです(・・・・・・つまり、PCたちは全員が光の神の神官になりますね)。

そして、最大の胆とも言えるのが、これ。

ガンダンス・フィーバーの消費精神点は「銃弾」で代用できます。

銃弾をばらまくことで魔法を連発できますし、拡大もし放題です。派手なアクションをいくらでも続けられます。銃弾1発でハムサンドが2つ食べれるようなお金がかかりますが。

そして、重要なのがガンダンス・フィーバーのもう一つの特徴。それが「自分の行動順でないときにでも行動権を消費せずに発動できる」防御用のガンダンス・フィーバーが存在していることです。

ガンマンは湯水のように銃弾を浪費することで、激しい銃撃戦を仕掛け、そして、生き延びることができます。これは、ガンマン同士の戦いが互いの リソースの食い合いになることを意味しますが、単純なマジックパワーの削り会いではありません。攻撃にどれだけの銃弾を投入するか、または防御のためにどれだけの銃弾を温存しておくか。その判断が生死を分ける場面も出てくるでしょう。銃弾に当たってしまえば、人は死ぬのですから。

攻撃には失敗したとしても相手に銃弾を消費させたのなら、その攻撃には大きな価値があります。逆に、防御に失敗して攻撃を受けてしまった場合も同様です(愉快なダメージに耐えなくてはなりません)。

ガンダンス・フィーバーを使ったとしても必ず防御に成功するわけでもありません。時には銃弾を身に受けることにもなるでしょう。エルフなら、即死しかねませんが、ドワーフなら耐えるかもしれません。また、生死判定を1度だけ成功に変えたり、1度だけダメージを無効にするガンダンス・フィーバーだってあります。死は身近ですが、それから逃れる術もまた存在するのです。

ダイス目が信用できないのであれば、拡大することで達成値に修正を得て、固定値を確保することができますし、己の強運を信じるのであれば、キャラクターの能力値と技能だけで戦うこともできます。

ただ、生き延びるだけならばそう難しくはないでしょう。自分の身を守るために、その全精力を傾ければいいだけですから。しかし、何かを為すためには、あえてその身を危険に晒さなくてはならないときもあります。そのとき、どのような判断を下すのかは、プレイヤーの皆さんにゆだねられています。

TRPGという名の運命賭博。ベットするのはキャラクターの命運。貴方も「ヘストン・ワールドRPG」で遊んでみませんか?


『ヘストン・ワールドRPG』

チャールトン・F・ヘストン アレクラストライフル協会 著
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