RGMメンバーズ/GM研究会

非電源ゲームを製作しているサークルのブログです。

カードTRPG

カードを使ったTRPGというものがありますが、その運用の仕方はまだ確立してきっていないのではないかなあ、と以前より考えております。

◇◇◇

カードを使うTRPGというと、わたしは『ソード・ワールド・カードRPG』を思い出します。あれを見て触って遊んでみて非常に惜しいと思ったんですね。

装備品のカードは簡易データしか書いていないので、そのカードRPGで遊ぶときにしか使えない仕様でした。必要筋力とその価格の計算式を書いてあるだけでも普段から使えたのにもったいないと。数もあれば、セッション中に1プレイヤーごとに配布することもできました。

モンスターのカードは使いやすそうだったので、よく使うモンスターをもっとカード化しているとよさそうでした。表面をモンスターの絵柄、裏面をモンスターのデータにしておけば、実際のセッション時にも使いやすいと思います。

施設のカードがもっとも使い勝手が良かったですね。街の施設が「神殿」などのようにカード化してあるのですが、新しい街についたときにゲームマスターが、その街に存在する施設のカードを並べることで提示することで簡単に示すことができる上に、プレイヤーがどこにいけばいいのかを考えるのが視覚的に判断できてとても便利でした。

これは厳しいなあと思ったのが、シーフの特殊行動を1つずつカードにまとめたもの。恐ろしいことに「鍵開け」などが1枚ずつカード化されているのです。ええ、まとめると数十枚ありましたね。手渡されたプレイヤーがあっけにとられていたのが今でも鮮明に思い出されます。並べるのも参照するのも数が多すぎて不便極まりない代物でした。



別のTRPGでカードといえば『迷宮キングダム』がありますね。あちらはもともとルールブックの記述がカード形式であったため、アイテムもモンスターも閲覧しやすいものでした。施設などの独自のシステムもカード化してあったので扱うのが簡単でしたね。

売っているセットにはよく使うカードがそれなりの数が用意してあったのでプレイヤーに配布することもできました。まあ、やっぱり、5人プレイヤーだとかになると、足らなくなるので増やす必要はあったのですけれど。アイテムとかスキルとかジョブとか。

閲覧する分にはとても使いやすいので、ゲームマスター時には愛用していたのですが、少しだけ問題点もありました。もともとのルールブックの記述がカード形式であったこともあり、また、多くのデータの種類を持つゲームでもあったため、カードの種類が多すぎたことです。

カードの種類ごとに異なるカラーのスリーブに入れて管理しておりましたが、持ち運ぶのにあたって複数個のカード用ボックスを必要としました。

多少はその持ち運びに労力がかかってしまうわけです。でも、メタルフィギュアを持ち運ぶよりは軽量でしたので、工夫さえすれば解決できなくはないとも言えます。

ただ、種類の多さゆえの弊害はクリアーできませんでした。

カードポケットブックに入れて管理する、個別に箱分けして管理する、など。いろいろ試したのですが、種類が多いために検索性といいますか、捜索性が悪かったのです。

まず、ルールブックやサプリメント(または自分でまとめた一覧表)を参照してデータを確認します。次にカードそのものをカードポケットブックや個別に分けてある箱から捜索します。

この捜索にかかる時間が案外と馬鹿にできないほど、かかりました。これを解決するために、わたしは用意したシナリオに出てくるカードだけを会場に持ち込むという手法に切り替えたのですが、複数のシナリオを持ち込む場合には、もちろん、カードの量は多いですし、ランダムでアイテムが手に入る表でもあろう日には、その分も押えておくか、当日「そのカードはないんだ、ごめんね」や「そのカードは持ってきていたっけかなあ。ちょっと探すね」というやりとりをしていたのです。

とても優れたカードであったからこそ、持ち運びたいし、使いたいという欲求もあったので、その都度、必要なものを選別しては運用するようにしていました。

しかし、これをスマートに解決する手段はないものかと、考えずにはいられなかったのです。そして、この解法でまだ納得のできるものは見つかっていません。



市販のカードではありませんが、わたしの大学の先輩の1人が『六門世界RPG』の呪文や特殊能力、それにモンスターなどのカード化を目指していた時期がありました。残念ながら完成にはいたらなかったのですが、あのゲームは参照しなければならない情報が多いため、大きな利便性を生んだものと考えています。

しかし、こちらもカードの種類が多くなってしまうことは容易に想像がつき、その数の多いカードを管理する手法もまた同様にわたしは見つけていないのです。



当サークルが発表したガールズ&パンツァーカードゲーム『ガパカ』には、こうした『カードTRPG』についての実験を持ち込もうと思案している面もあります。

カードの種類を限定(基本セット「大洗学園」は卓全体で40枚に収まります)し、別途シートなどと併用することで、上記のような問題を解決した上で、視覚的にも分かりやすく、面白いゲームを創ることができるのではないのか、という試行です。

カードだけでも遊べるカードゲームとしての完結性を持ちながら、そこにルールブックを加えることで別の遊び方を生み出すことはできないかと考えています。

つまり、ガールズ&パンツァーカードゲーム『ガパカ』をゲームツールとした「ガールズ&パンツァーカードTRPG」を創ることができないか、という試みです。



『ガパカ』を使ったものだけではなく、カードTRPGの問題点を解決することができたのなら、カード化したTRPGを企図してみようと、常々考えています。
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  1. 2013/12/03(火) 23:00:16|
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